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 写真家 永坂嘉光       大阪芸術大学教授
by Ynaggie
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1948年、和歌山県高野山生れ。大阪芸術大学芸術学部卒業。1970年頃から故郷高野山をライフワークに撮影をはじめ、宗教と文化をテーマに日本各地やインド、ブータン、スリランカなどアジア各国を取材する。現在、大阪芸術大学写真学科教授。主な写真集に『高野山』(毎日新聞社、1980)、『弘法大師の足跡』(同朋舎、1984)、『高野山千年』(ぎょうせい、1989)、『永遠の宇宙 高野山』(小学館、2001)などがあり、とんぼの本シリーズにも『巡礼高野山』(1990)がある。2002年、東京写真文化館で個展「永遠の宇宙」、同年、アメリカ、ウェストン・ギャラリーで個展「Echoes of the Spirit」を開催。2004年、日本写真芸術学会芸術賞受賞。2007年、社団法人日本写真協会作家賞受賞。
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3/14転衣式、紅梅と吹雪
3/14今日は法印転衣式
朝6時に起きたが、今日は紙のごみの日、新聞、段ボールをまとめて
出した。それから大型カメラの白黒フイルムを入れて、するともう9時前、
それから高野山へー。 
向かうと雨から吹雪になった。高野山は積雪である。
 私は式典のある本山へ、雪で手がかじかむ、
10年前に経験した、いい風景だが、式典の為にいつもと違う看板がある
いつもなら、撮影の折りに画面に入らない様に横によけるが、本日は
針金で看板を価値のある山門の装飾の銅板部分にくくり付けてある。
残念ながら動かないーこれは撮影しても駄目だーまた人が多い、
私は思い浮かんだ、式典に入るのを止めて、紅梅と雪を思い浮かんだ
今日は午後13時には高野の口での会議ーそれまでに、私は小さな芽の
紅梅を撮影する事にした。紅梅の寺院を巡った、本屋の前の寺院の
紅梅の芽が美しかった。
とにかく、いい作品が4x5,6x7で写した。吹雪なので否応無しに
カメラや、カバンを叩き付ける、春の雪は濡れている。なにもかも
濡れている。こんな時にいつも海抜3000メーターの槍や、白馬等
総なめに登山した昔を思い出す。(あの辛さと比べたら何でもない)
寺の若い住職も写していた。私はこんな自由な雰囲気で撮影出来たら
いつもいい作品が撮れる。
よくない作品は、寺院にだれもいなかったり、難しい顔をされるとー
そこの寺院はいいものが撮れない。
今日はーいい作品が撮れた。.
1秒で32から45の絞り、2場面撮影すると、12時であった。
あちらこちらで車が滑っていた。歩道に乗り上げたすごい滑り方をした
車があったー対向車があれば、観光客がいれば、大事故だろう、
運転していた小僧さんも、ヒャーとしただろう。
普通のタイヤであったんだろう。ー気のゆるんだ春先は危ない、
by Ynaggie | 2009-03-15 00:02
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