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 写真家 永坂嘉光       大阪芸術大学教授
by Ynaggie
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1948年、和歌山県高野山生れ。大阪芸術大学芸術学部卒業。1970年頃から故郷高野山をライフワークに撮影をはじめ、宗教と文化をテーマに日本各地やインド、ブータン、スリランカなどアジア各国を取材する。現在、大阪芸術大学写真学科教授。主な写真集に『高野山』(毎日新聞社、1980)、『弘法大師の足跡』(同朋舎、1984)、『高野山千年』(ぎょうせい、1989)、『永遠の宇宙 高野山』(小学館、2001)などがあり、とんぼの本シリーズにも『巡礼高野山』(1990)がある。2002年、東京写真文化館で個展「永遠の宇宙」、同年、アメリカ、ウェストン・ギャラリーで個展「Echoes of the Spirit」を開催。2004年、日本写真芸術学会芸術賞受賞。2007年、社団法人日本写真協会作家賞受賞。
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3月12日、高野山 法印転衣式
高野山で、1年の間、弘法大師の身替わりとしての、代役を勤める
儀式がある。法印転衣式といい、1000年以上まえからの、法灯
を告ぐ。本年はつい前の高野山真言宗宗務総長、総本山金剛峰執行長
土川正道(はぶかわしょうどう)猊下(げいか)である。
私の若い折から撮影等 お世話になり、
特にイタリア、リミニィ世界平和ミーティング、私の写真展を開催
(30万人参加、来場者は10万人と言われている)していただいた
のをついこの間と思い出す事もありました。
その後は、高野山に西欧の方々が良く来山する様になった感じである。
今は、高野山には海外の方々がかなり多く、高野山で、私の写真集の
多くは海外の方の間で人気である。(それで英字を入れている)
土生川正道猊下は、高野山世界遺産登録にも中心に尽力された方で
3月12はお呼びがかかり、式典に参加致します。
式典は、金剛峰寺大広間に、山内の住職が左右に正座し、普段と違う
装丁。全国から3000名以上の方々が、お祝に来山、地元の方も
300名以上は参加し(この時のお昼御飯が美味しいー飲んだリ、食
ったり)毎年ーこの式典はあります。
人数を集める、競い合いや、お昼の食事がどの様なものが、出るか
それで、威力を量るから、この式典を迎える法印さんはー大変である。
我々、大学教授は、本をたくさん出版していればーおのずと学生も増し
なんとかなるが、法印さんは、政治力を見せないと、ダメだなーと、
大変と思います。1年の間、法印を勤めると、前管様になり、管長位へと
すすむのである。
 この日は、高野山に春が来た感じと、床の冷たさ、金剛峰寺の台所の
  湯気がなんとなく、気持ちがいい。空気が清々している。
  大きなー 台所の廊下が光り、そこにうつる僧影がなんとも言えない。
   
 
by Ynaggie | 2007-02-11 10:59
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