写真家 永坂嘉光       大阪芸術大学教授
by Ynaggie
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1948年、和歌山県高野山生れ。大阪芸術大学芸術学部卒業。1970年頃から故郷高野山をライフワークに撮影をはじめ、宗教と文化をテーマに日本各地やインド、ブータン、スリランカなどアジア各国を取材する。現在、大阪芸術大学写真学科教授。主な写真集に『高野山』(毎日新聞社、1980)、『弘法大師の足跡』(同朋舎、1984)、『高野山千年』(ぎょうせい、1989)、『永遠の宇宙 高野山』(小学館、2001)などがあり、とんぼの本シリーズにも『巡礼高野山』(1990)がある。2002年、東京写真文化館で個展「永遠の宇宙」、同年、アメリカ、ウェストン・ギャラリーで個展「Echoes of the Spirit」を開催。2004年、日本写真芸術学会芸術賞受賞。2007年、社団法人日本写真協会作家賞受賞。
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山折哲雄先生の文から。
山折哲雄先生の文から・・・
吉野の千本桜は千本卒塔婆だ、と聞いた事がある。桜の正体は卒塔婆と
言うのである。この、言葉は、ある答えが内在している『名言』と思う
のである。
 日本を代表する、吉野櫻、その開花の時期には夥しい人が巡ってくる、
人の洪水である、しかし、それでも多くの人を癒し続けられる、パワー
が櫻の山にある。吉野は、櫻が育ちにくい土壌であったと言う。
人はそれでも櫻を植え、枯れては又植え続けられ、ついには櫻の名所に
なった。
櫻が育ちや安い場所ではないが、櫻に対しての深い信仰があった。
国宝蔵王堂内の秘仏、蔵王権現は役の行者が桜の木から彫られたと言う。
 吉野では桜は、御神木となり、(神宿る木)多くの方々から、崇めら
れたのである。吉野山から、天川に向かう途中には300年性の桜の古
木が守られている。短い命の桜は100年が精一杯だ、ここ折立地区に
は神社に守られて今も尚健在である。
信仰と言うものは、すごいパワーだ。
しかし、吉野山の、桜吹雪きを見た事がありますか。
すごい、桜の山に一度風が吹くと、もう、2ー30Mの向こうから、白
い花びらの軍団が風ののり、やってくる、およそ、2ー3分の長い間、
谷からジワーと、花びらが、上がって来る、これは、日本のどこにも見
られない、この地の桜吹雪だ。まさに、生きている様だった。
  神が、空を渡つている様である。1昨年はそれに、見とれて写真に
はならなかった。今年は何とか、この『神の空渡り』を銀塩カメラで捕
えたい。
  デジタルカメラでは、写るかどうか、未定である。
                      『続』
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by Ynaggie | 2006-10-21 19:17 | Diary
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